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その3→http://tohonetwork.doorblog.jp/archives/71539030.html




 216 :  以下、名無しが深夜にお送りします 2012年09月04日 (火) 22:22:20 ID: OrVLqvzg

橙「橙はいつか藍しゃまのような立派な式になるです!」

紫「じゃあまずは八雲式勉強ドリルのクリアを目指しましょうね」

橙「はい! 橙はがんばりますよ!!」

藍「橙………」ほろり

紫「それはそうとして、時間大丈夫なの?」

橙「はっ! もぐもぐもぐもぐごくん。行ってきます!!」

藍「いってらっしゃい」

紫「スキマで送りましょうか?」

橙「大丈夫ですよ~」ぴゅー

男「橙さん元気だなぁ」 






 






男「さてと、何しようかね」

1 紫の所へ行く
2 藍の所へ行く
3 妖夢の所へ行く
4 幽々子の所へ行く

>>220 

3 

男「妖夢さーん」

妖夢「おはようございます、男さん」

男「朝から修練ですか」

妖夢「早く一人前になってお爺様に認められたいのです」

男「妖夢さんのお爺さんって」

妖夢「今はいません」

男「というと」

妖夢「行方不明になりました」

男「大丈夫なんですか!?」

妖夢「お爺様に限ってどこかで野たれ死ぬという事はないでしょう」

男「ずいぶんお爺さん強いんですね」

妖夢「私の師匠でもありますから」

男「でも妖夢さん十分強そうに思えますけどね」

妖夢「私なんてまだまだですよ」 

妖夢「さて修行の続きをするので危ないですから離れていてください」

男「了解です」

妖夢「はぁっ!」

男(素人目だけど十分強そうに思えるんだけどなぁ)



男「お疲れ様です」つお茶

妖夢「ありがとうございます」ゴクゴク

男「夏は脱水症状と熱中症が怖いですからね」

妖夢「そういえばこないだはありがとうございます」

男「いえいえ」

妖夢「お詫びといってはなんですがお昼ご飯を食べていきませんか?」

男「いいんです?」

妖夢「どうせ幽々子様の分も作りますしね。さぁ、白玉楼に行きましょう」 

ゆゆ「いらっしゃい」

男「おじゃまします」

妖夢「さて今からお昼ご飯を作るので少しお待ちを」

ゆゆ「いい子で待ってるわぁ」

ゆゆ「で、男くんはもしかして妖夢狙いなの?」

男「どうでしょうね」

ゆゆ「ふふふ。もしかして私?」

男「ノーコメントで」

ゆゆ「つまらないわねぇ」

男「だって正直に話しても絶対からかうじゃないですか」

ゆゆ「そんなことないわよぉ」

男「目が泳いでますよ」

ゆゆ「しまったわ」 

ゆゆ「もしあの子狙いだったら幸せにしてあげてね。あの子いい子よ」

男「分かってますよ」

ゆゆ「年頃の女の子なのに普通の生活をさせてあげれてないのは申し訳ないの。だからあなただけでもあの子を普通の女の子として扱ってあげてちょうだいね」

男「分かりました」

妖夢「できましたよー。何か大切なお話の最中でしたか?」

ゆゆ「ただの世間話よぉ。さてとご飯ご飯!」

妖夢「はい、男さん。幽々子様、男さんの分まで食べないでくださいね?」

ゆゆ「さすがにそこまで食いしん坊じゃないわよぉ」

妖夢「それならいいんですけど」

ゆゆ「いただきまーす」

男「いただきます」 

男「おいしいです」

妖夢「いえ、料理にしてもまだまだです。男さんには及びませんよ」

男「料理を教えましょうか?」

妖夢「こんどお願いします」

ゆゆ「おかわり!」つ米びつ

妖夢「はい、待っててください」

思い出『妖夢の手作りご飯』を手に入れた 

紫「あら、おかえり」

男「何してるんですか?」

紫「ゲームキューブよ、っていっても分からないわよね」

男「簡単に説明すると?」

紫「この四角い式をこれで操って遊ぶのよ。でこの大きな箱の式に絵を送るのよ」

男「なるほどわかりません」

紫「あなたもやる?」

男「ものはためしにやってみましょう」

紫「いきなり対戦もなんだし、タッグマッチでいきましょう」

男「これをどうやって操ればいいんですか?」

紫「まずはそこから教えないとだめね」 

男「操作は分かりましたがまずはなにをすればいいんです?」

紫「まず自分の軍勢を作るのよ」

男「了解です」

紫「キャラの性能とか分からないでしょうから直感でいいわよ。あ、真gレッドってキャラクターお勧めよ」

男「あ、これですか。これもかわいいですね」

紫「シャドウガールねぇ、性能が悪いわけじゃないんだけど、使いづらいわよね」

男「お、かっこいい」

紫「クロノサムライね。今考えるとあれdioよね」

男「ヒーローは男のあこがれですよね」

紫「ゴールドヒーローとメタルヒーローねぇ。ゴールドヒーローで天井まで昇って逃げうちとかしてたわ」

男「西部劇みたいですね」

紫「パワードガンマンは始めお世話になったわ」

男「じゃあ最後にこれにします」

紫「サイバーニンジャとか汚いわ、流石忍者きたない」

紫「さて次は私ね」 

紫「じゃあ私は、アルティメットキャノンとデスソーサーとコズミックドラゴンとビクトリーキング。あと保険でダークナイトとアヌビスウィング入れときましょう」

男「流石早いですね」

紫「やりこんでるからねぇ」

紫「さてタッグでしましょうか」

男「はい」



男「結構操作が分かってきました。お、一体倒した!」

紫「そうね、発射!」ビュー

男「………え?」

紫「やっぱりアルティメットキャノン強いわね」

男「なんか俺のキャラ死んだんですけど」

紫「アルティメットキャノンに巻き込まれれば即死よ」

男「まぁ、俺のキャラまだいますし」

紫「発射」

男「ぎゃー!!」 

男「俺のキャラ、全部紫様に倒されたんですけど」

紫「そうねぇ。修行が足りないわ」

男「えー」

紫「さてもう一試合よ」

男「すみません。俺もういいです」

紫「あら、いっちゃった。からかいすぎたかしら」

紫「………流石にやりすぎたわね。謝りましょう」 

橙「ただいまーって男さんどうかしたんですか?」

男「いえ、ちょっと色々ありまして」

紫「あ、男」

男「なんでしょう、俺ならもうやらないですよ?」

紫「あのさっきはごめんなさい」ペコッ

橙「紫しゃまが人に謝ってる所なんて始めてみました!」

男「あ、頭上げてください!!」

紫「お詫びに新しいゲームを用意したわ! マ○オパーティーよ!! これなら皆でわいわいできるわ。藍と橙も一緒にやるわよ」

橙「私はいいですよ?」

男「となるとあとは藍さんが帰ってくるのを待つだけですね」

藍「私がどうかしたか?」

男「あ、藍さん。おかえりなさい」

紫「さぁ、藍も一緒にするわよ!!」ぎゅっ

藍「へ?」ずるずる

橙「めでたしめでたし、ですっ」 

八雲家の思い出『皆でマリパ』を手に入れた


男「さて夕食の仕込みも終わらせたし暇だな。どうするか」

1 紫のところへ
2 藍のところへ
3 橙のところへ
4 妖夢のところへ
5 幽々子のところへ 

安価忘れてました>>237 



男「紫さまー」

紫「何かしら?」スキマー

男「スキマから上半身だけだすのやめてくださいよ怖い」

紫「このポーズが一番胸強調されるじゃない」

男「少しは恥ってもんを知ってください」

紫「まぁ長い間生きてれば恥のひとつやふたつ普通に作るからねぇ。………誰がbbaよ!!」

男「いってませんよ!?」

紫「そんな事は置いといて何のようかしら?」

男「こんな物が落ちてたんですけど紫様のですか?」

紫「これは………カメラね。外から入ってきたのかしら。まぁいいわ。ありがたくもらっておきましょう」

男「何をする物なんです?」

紫「その場の思い出を形にする道具よ」

男「へぇ、そんな物があるんですか」

紫「あんまり驚かないのね」

男「そりゃあもうここに来てもうすぐ1ヶ月経ちますからね。もう簡単な事じゃ驚きませんよ」 

藍「なんなんですか、ちょっと出かけてたらいきなりスキマワープされたんですけど」

橙「橙は猫にご飯を上げてたのですが………」

紫「まぁまぁ」

男「紫様が皆で思い出を形にしたいらしいですよ」

藍「?」

紫「つまり写真を撮りましょうって事よ」

藍「なるほど」

橙「でも撮る人は誰なんですか?」

紫「このカメラにはタイマーがついてて自動的に撮ってくれるのよ」

藍「なら安心ですね」

紫「さて皆集まって集まって、八雲家、ピース!!」

皆「ピース!!」

カシャッ 

紫「さて後はこれを天狗の所にもっていけばいいわね」

男「思い出を形にする、ですか。少し不思議ですね」

紫「まぁ、人間は思い出を忘れないものね。妖怪は長すぎる時で思い出をかき消されてしまうのよ。だからこそ物で思い出を形作るのよ」

男「俺は皆さんの事忘れませんよ」

紫「当たり前よ、忘れたら許さないわよ。忘れたら食べてやるんだからね」

男「おぉ怖い怖い。これは死んでも忘れれませんね」

紫「死んで忘れたら幽々子に言って懲らしめてもらうわよ」

男「記憶は魂にありますからね。きっと忘れないですよ」

紫「きっとじゃ駄目よ絶対じゃなきゃ」

男「分かりました。俺は絶対皆さんの事を忘れません」

紫「よろしい。私もあなたの事は忘れないわ。死ぬまで、ね」

男「光栄です」

紫「さて私はお腹ぺこぺこよ、早く夕飯にしましょう」

男「了解です」

紫との思い出『記念写真は永遠に』を手に入れた 

紫「いただきます」

皆「いただきます」

藍「そういえば明日は橙の参観日じゃないか」

橙「そうですね」

紫「何着て行こうかしら」

藍「いや、紫様来るんですか?」

紫「行ったらいけないの!?」

藍「いや、いいですけどね」

橙「男さんは来ます?」

男「俺ですか? 俺も行っていいんです?」

橙「ウェルカム、です!」

藍「おぉ、橙は英語が喋れるんだなぁ、偉いぞ」なでなで

橙「橙も日々進化しているのです!」 

紫「そういえば明日は結界管理する人がいないわね」

藍「博麗の巫女にでも頼めばいいんじゃないですか? たぶんふんだくられると思いますが」

紫「自分の所の巫女に金をふんだくられるって何なのよ」

藍「博麗の巫女は自分が何を祭ってる神社の巫女なのか知りませんからねぇ」

紫「はぁ………」

橙「橙には分かりません」

男「俺もです」

紫「こないだ行ったら餓死寸前だったし」

藍「お賽銭ないですしね」

紫「早苗に餌付けされてるし」

藍「もしかしたら風祝の巫女になっちゃうかもしれませんね」

紫「そうならないといいけど、まぁあの子なら大丈夫でしょ」

橙「アスパラガス食べてください」

男「いいですよ」

藍「こら橙! 好き嫌いは駄目だぞ!!」 

紫「はい、お酒」

男「ありがとうございます」

紫「今日も見てるのね、早く寝なさいよ?」

男「分かりました」 

橙「参観は5時間目です」

藍「じゃあ一緒に帰れるね」

橙「はいっ」

紫「え? スキマで帰ればよくない?」

藍「歩きながら今日何があったとか話せるじゃないですか」

紫「帰ってからでもいいと思うけどなぁ」

橙「あ、じゃあもう橙は行ってきます!」

藍「橙はかわいいから気をつけていくのよー」

橙「そんな、橙はかわいくないから狙われませんよー」タタタッ

紫「あんたが狙わないか心配だわ」

藍「失敬な。yes橙好きnoタッチです」 

男「さて今日は午前中限定だけどどこにいこう」

1 紫のところへ
2 藍のところへ
3 幽々子のところへ
4 妖夢のところへ 

>>256 



紫「ねぇ、男。私どんな服を着ればいいかしら」

男「いつもの道士服でいいんじゃないですか?」

紫「たまには他の服が着たいわよ」

男「じゃあ着物とかどうです?」

紫「着物、ねぇ。まだ持ってたかしら」

男「紫様ってどんな服もってらっしゃるんですか?」

紫「えっと」スキマー

ドサッ

紫「これだけね」

男「部屋の半分が服で埋まったんですけど」

紫「あんまり着ない服とかあるから自分でも分からない服があるわね」

男「………発掘しますか」 

男「着物ありましたよ」

紫「これどうかしら」

男「なんだかフランス人形みたいな服ですね」

紫「似合ってる?」

男「うーん。紫様はもうちょっと和風のほうが似合うと思いますよ」

紫「んーメイド服とかあるのになぁ」

男「それで人里出たらすごい目で見られると思いますよ」

紫「それもそうねぇ」

男「これなんてどうです?」

紫「スーツ? 堅苦しいわね」

男「参観日とかこれが普通のような気がするんですけど」

紫「そういえば張り切って厚化粧とか香水つけてくる親いるけど正直臭くて勉強の邪魔よね」

男「あれはもう一種の自己満足みたいなものですから」 

男「結局着物ですか」

紫「昔を思い出すわねぇ。あと番傘もさしていこうかしら」

男「流石に邪魔でしょうそれ」

紫「それもそうね。あ、そうだ男。着物の着付け手伝って☆」

男「断ります」

紫「駄目かぁ」

男「藍さまに頼んでください」

紫「そうね」スキマー

藍「ふぎゃぁっ!」ドシンッ

藍「尻尾がー! 尻尾がー!」

紫「藍、着付け手伝いなさい」

藍「おや、懐かしいですね。分かりました」

男「じゃあ俺は出ておくんで」

紫「見てもいいのよ?」

男「遠慮しておきます」 

紫「どうよ」むふー

男「すごく、似合ってます………」

紫「でしょー」

藍「さて、もうそろそろ時間的にいいんじゃないですか?」

紫「駄目よ。藍も着替えないと」

藍「いえ、私はこれで、なにをするだー!」ずるずる

紫「さて、何を着せようかしらねー」

男「グッドラック」

藍「助けてー」



男「肩だし着物、だと? すばらしいと褒めてやりたいところだ!! ブラボー!! ハラショー!! 藍さんの胸に全幻想住民が感動した!!」

藍「うぅ、恥ずかしい…」

紫「でもあなた昔良くその格好してたじゃない」

藍「言わないでください。黒歴史です………」 

紫との思い出『紫と藍の和服姿』を手に入れた 

あと一個で紫ルートですね

紫「さて、と。スキマワープ♪」

藍「承認!」

男「何だこれ」



橙「藍しゃまと紫しゃまの服が違います!?」

藍「見ないで橙、こんな私を見ないで………」

男「似合ってますって」

橙「そうですよー?」

藍「うぅ、優しさが身にしみる」

ガラガラ

慧音「授業を始めるぞ、早く席に着きなさい」

子供達「はーい」

橙「授業受けてきますので見ててくださいね!」

藍「がんばるんだぞ」 

慧音「と、言うわけでここの問題の答えはこうなる」

慧音「さて次の問題だが、古事記の編纂に関わった人物で凄い記憶力を持っていた人物は誰でしょう」

しーん

慧音「じゃあ橙」

橙「……はい」

男(答えは稗田阿礼だけど、この問題は難しくないか?」

橙「えっと、えっと」

藍(がんばれ橙!)

紫(間違えと正解の境界を弄ろうかしら)

橙「ひ、稗田阿求?」

慧音「惜しいな、答えは稗田阿礼だ」

橙「あうぅ………」

藍(あのクソ教師! 橙の言ってる事が正解なんだよ!! 橙が正義なんだよ!!」

紫「藍、顔が怖いわ。そんな顔見たら子供の何人か泣き出すわよ」

藍「おっと失礼」 

~授業終了~
橙「あうぅ、橙は駄目な子です」

男「いや、あれは俺でもわからなかったですから。稗田の名前が出ただけでも凄いですよ」

藍「橙、そうだぞ。私にもさっぱりだった」

紫「私も、演算能力には自身があるけど、歴史の方はさっぱりね」

藍「それはただ単にボケただけでは………」ぼそっ

紫「藍?」

藍「すみませんでしたっ!!」

橙「本当ですか?」

男「本当ですよ」

橙「橙は駄目な子じゃないです?」

藍「もちろんだとも。ねぇ紫様」

紫「八雲の名を継ぐはずの貴方が駄目な子だと思う? あんまり私の目を無礼ないでほしいわね」

橙「紫しゃま、藍しゃま、男さん………」

紫「さぁ橙一緒に帰りましょう」

橙「はいっ!」 

慧音「………幸せそうだな、男は」

慧音「教え子がどのような未来を進むかに影響を与えるのは教師だが、まさかこんな事になるとはな」

慧音「いつかきっと、人人と妖怪が共存出来る日が来るのかもしれないな」

妹紅「慧音~明日の授業って、何黄昏てんだ?」

慧音「いや、教師やってて良かったと再認識してた所だ」

妹紅「? 変な慧音だな」

慧音「明日の授業の会議だな、分かったすぐに行く」

妹紅「んじゃ、私は先にいっとくから」

慧音「あぁ」 

男「橙さん今日のご飯は何がいいですか?」

橙「なんでもいいんですか!?」

紫「えぇ、良いわよ」

橙「えっとですねえっとですね、秋刀魚がいいです!!」

男「秋刀魚か、なら紫様お願いできますか?」

紫「まぁ、私しか買ってこれないものね。いいわよ」

藍「ついでに稲荷寿司も」キリッ

紫「はぁ、まぁいいわよ」

藍「やったー」

男「じゃあ今日はご馳走ですよ!」

橙「やりましたー!!」

紫「ふふ、じゃあ一緒に買いにいく?」

藍「橙を外に出してもよろしいので?」

紫「いずれ八雲になるのだもの。体験ぐらいしといてかまわないわよ」 

橙「着替えてきましたー」

紫「こら、尻尾もちゃんと隠しなさい。あと耳を隠すためにこの帽子も」

橙「はーい」

藍「橙はほんと可愛いなぁ」

男「藍さん、ちょっと手伝ってくださいよ」

藍「今目が離せない」

男「はいはい、いいですからいいですから」ずるずる

藍「な、なにをするだ~」

紫「男も本当慣れて来たわねぇ………」

橙「出来ました!」

紫「ん、ok。じゃあ行くわよ」スキマー

橙「いってきまーす!!」

男&藍「いってらっしゃーい」

八雲家との思い出『参観日は特別な日』を手にいれた 

紫「そういえば今日は橙は寺子屋休みなのね」

橙「はい」

紫「せっかくだから皆でどこか行きましょうか」

藍「行くって、どこに行くんですか?」

紫「そうねぇ。地霊温泉郷に行きましょうか」

藍「あぁ、お風呂ですか。でも式が剥がれたりしませんかね」

橙「あうぅ。橙はお風呂が嫌いです………」

紫「そこは私の力で何とかするわよ」

藍「普段からそうしてもらえれば助かるのですが」

紫「嫌よ、疲れるもの」

藍「………」 

橙「でもそれだと、男さんが一人になっちゃいますよ」

紫「そこは私が性別の境界を操って」

男「やめてください!!」

紫「じゃあ私がまた小さくなって子供になりましょうか?」

藍「痴女です。立派なものです」

紫「じゃああんたの境界弄ってあげましょうか?」

藍「すみませんでした」

紫「ん~じゃあ男が小さくなって女風呂に」

男「もう普通に分かれればいいじゃないですか!」

紫「それだと寂しいじゃない」

藍「あ、そうだ。あそこ確か混浴もありましたよ」

男「ちくしょう!」

藍「まぁ。水着着用ですけどね」

紫「ちょっとパンフレット取ってくるわ」スキマー 




紫「ただいま~」

藍「どれどれ。なるほど中と露天の間に水着に着替える部屋があるんですね」

紫「温泉なのに遊ぶ所もあるのね」

橙「橙は地霊温泉饅頭食べたいです」

紫「はいはい。お風呂入ったらね」

橙「あうぅ………」

藍「………そういえば私と橙は尻尾どうすればいいんでしょうか。確実にお湯が毛だらけになりますよ」

紫「一応、そういう妖怪向けの温泉もあるらしいけど、まぁ私の能力で消すわ」

藍「今日は能力乱発してますね」

紫「せっかく温泉行くんだもの。やっぱり貴方たちと入りたいじゃない」

藍「そうですね。じゃあ尻尾お願いします」

紫「はい」

藍「やっぱりないと結構楽になりますね。やっぱり大きいと色々とこるものですから。小さいほうがうらやましいです」


咲夜「………へっくち、風邪かしら?」 

紫「荷物は持った?」

藍「はい」

橙「はい」

男「はい」

紫「じゃあいくわよ」スキマー

男「へぇ、結構普通の所なんですね」

紫「人間の客も来るらしいわよ」

藍「あれはなんですか?」

紫「温泉郷マスコットさとりちゃんよ」

橙「キーホルダーも売ってますよ!」

紫「帰りに記念で買おうかしらね」

藍「温泉だけかと思いましたが温泉街もあるんですねぇ」

紫「店を見回るのは後にしてさっさと温泉に入りましょう」 

お燐「いらっしゃいませ~ あら、男じゃん」

男「あ、お燐さん」

お燐「八雲さんも一緒だけど。うちに何のよう?」

紫「温泉に、温泉入りに来る以外なにがあるのよ」

お燐「いやぁ。大妖怪っていうくらいだから、私の想像も及ばない事をしてくれるのかと」

紫「この温泉郷を消したり?」

お燐「あぁ~それは私がさとり様から大目玉喰らうのでご勘弁を」

紫「する気はさらさらないから早く案内しなさい」

お燐「お客様4名ご案内しま~す」 

紫「そういえばここってどういうシステムで動いてるの?」

お燐「本来秘密なんですけど、紫さんならいいですよね。お空とレティさんが温度調節してます。あとは河童の力でいろいろな温泉を制御してます」

紫「へぇ。結構技術使ってるのね」

お燐「お金かけた分、お客様いっぱいですよ。まさに地獄のさたも金次第」

紫「ある意味ぴったりの言葉よね」

お燐「最近の幻想郷は変わり始めましたからね、その流れについていけるようにとさとり様が温泉を作りました」

紫「たしかに守矢の神が来てから色々と変わったものね」

お燐「お空の姿は変わっちゃいましたけどね」

お燐「さて、ここが温泉ですよ。分かってると思いますが赤いのれんが女湯、青いのれんが男湯です」

男「ありがとうございました」

お燐「ではごゆっくり」 

男「本当に人間がいるんだな。数はあまり多くないけど」

男「水着とタオルを持って入るか」

男「中は結構広いな。いろんな種類の温泉があるけど、なんだ泡の出るお風呂? こっちは深いお風呂かぁ。面白いなぁ」



紫「髪はお湯につけないように束ねとかないとね」

藍「橙、はしゃぐと転ぶよ?」

橙「橙はもう覚悟は決めました。諦めて楽しみます!!」

藍「それは良い事だ」

紫「さて、入りましょうか」

藍「橙、最初は体を洗わないと駄目だぞ?」

橙「はい藍しゃま!」 

橙「泡でわしゃわしゃーです!」

藍「紫様、いかがでしょう」わしゃわしゃ

紫「良い感じだわ」

橙「お湯で泡を流します!」

藍「目を閉じててくださいねぇ」ざぱー

紫「ん、ありがとう。次は私が洗ってあげるわ」

藍「大丈夫ですよ」

紫「今日は式と主とかは無しよ」

藍「そうですか? ではお願いします」

橙「ぴかぴかになりましたー!」 

紫「ここは女湯よ? それとも罪袋にも女がいるのかしら」

藍「どうされました?」

紫「いやこっちの話よ」

橙「じゃあ橙お風呂入ってきます!」

藍「あんまり深いのに入ったら駄目だぞ」

橙「分かりましたー」

橙「なんかぶくぶくしてるお風呂があります。面白いですね、入ってみましょう」

橙「にゃー! 下から泡が! ぶくぶくと!!」

男「ん? 今橙さんの悲鳴が聞こえた気が………」

橙「むぅ、温泉とは恐ろしいものです。しかし橙は負けません!!」

橙「とう! ぶくぶくなんて怖くないんですからね!」

橙「にゃ、にゃあ。ぶくぶくが気持ちいいですね。橙はまた一つ強くなりました」

橙「ごろごろごろ」 

紫「あら、橙楽しそうね」

橙「紫しゃま! 橙は勝ちましたよ!!」

紫「? そう、よかったわね」

藍「せっかくだからいろんな風呂に入ろう」

橙「はい藍しゃま!」

紫「あっちに回る風呂とかあるけど」

藍「回る?」

紫「なんか水が渦を巻いてるわよ」

藍「なにそれ怖い」

紫「ちょっと入ってみようかしらね」

藍「お気をつけて」

紫「貴方たちも一緒にね」

藍「え」

紫「一人だとさびしいじゃない」

橙「橙は入りますよ!」 

紫「ありがとう、橙」

藍「はぁ、じゃあ私も入りますよ」

紫「それじゃあレッツゴーよ」

橙「とぅ! ニャ―――――!!」

藍「橙が流された!!」

紫「仕方ないわねぇ」スキマー

橙「ちぇ、橙にはまだ早いようです」

紫「じゃあ私に捕まってなさい、どれどれ」ぐるぐる

紫「結構楽しいじゃない」ぐるぐる

橙「浮き輪があると楽しそうです」ぐるぐる

藍「あぁ、橙にはまだ身長が足りなかったかぁ」

橙「いずれ伸びます」

藍「ん、あそこに塩風呂ってありますよ。どうやら体が浮くそうです」ぐるぐる

紫「浮くの? あぁ、塩で浮力上げてるのね」ぐるぐる

藍「あれも楽しそうですね」ぐるぐる 

藍「浮くお風呂ってなんなんでしょうね。体があんまり温まりませんが」ぷかぷか

紫「温まりたいなら他の風呂に行けば良いのよ。まぁ、あなたはいつも一部が浮いてるじゃない」ぷかぷか

藍「紫様もですけどねー」

橙「橙は浮かないです………」ぷかぷか

藍「だがそれがいい」

紫「持つ物は持たざる物の気持ちを理解することは出来ないわ。つまり慰めになってないわよ」

藍「なんと」

橙「しかしまだまだ橙は成長期ですからあきらめません」

紫「そうね、じゃあ牛乳買ってきてあげるわ」

橙「わーい。橙は牛乳大好きです!!」

藍「私はあんまり好きじゃないなぁ」

橙「………」

藍「ど、どうした橙」

紫「藍、少し黙ってなさい」

藍「え?」 

紫「泡風呂ってちょっと家じゃしにくいわよね」

藍「掃除とか大変ですもんね」

紫「あこがれたりはするんだけどね」

藍「あこがれるだけですよねぇ」

橙「あわあわですよあわあわ!」

藍「そうだね、泡だね」

橙「ふー」

藍「お、シャボン玉かぁ」

紫「ほら橙」

橙「しゃぼん玉の中にたくさんシャボン玉があります!?」

藍「無駄な特技ですね」

紫「泡風呂に沈めましょうか?」

藍「すみませんでした」

橙「泡風呂で沈んだら楽しそうですね! 泡だらけです!」

藍「橙はそのピュアなままでいてね」 

紫「さて次はどこのお風呂に行きましょうか」

藍「次の奴入ったら外いきましょうよ」

紫「そうね」

橙「向こうに>>305っていうお風呂がありますよ!」 

男女共用の露天風呂 

紫「それ外よ」

藍「じゃあ橙が行きたがってるのでいきますか」

紫「そうしましょうか。男ー、外出るわよー」

男「はいー」



紫「橙はやっぱりスクール水着が似合うわね」

藍「犯罪的な可愛さですね」

橙「紫しゃまのパレオ付きビキニも似合ってますよ」

紫「ありがと」

藍「紫様、私の水着布地が少なくないですか?」

紫「気のせいじゃない?」

藍「気のせいじゃないと思うんですけど………」

紫「さぁ、外に行くわよ!」

橙「はい!」

藍「まだ私着てないんですが!?」 

紫「男はどこかしら。あ、いたわ」

男「紫様! なんで俺の水着ふんどしなんですか!?」

紫「あら、似合ってるじゃない、クスクス」

藍「そうですね。男らしいです、ククッ」

男「笑うなー!」

橙「カッコいいですよ?」

男「ありがとう、橙さん………」 

紫「ふぅいいお湯ねぇ」

男「そうですねぇ」

藍「なんで男はそんなに遠くにいるんだ? もっとこっちに来ればいいのに」

男「遠慮します」

紫「えいっ♪」スキマー

男「がばぼばぼばっ!」ぶくぶく

男「温泉で底にスキマ開くとか殺す気ですか!」

紫「やぁね。そんな事するわけないじゃない」

男「けほっけほ。あぁ、お湯飲んだ」

橙「大丈夫ですか?」さすさす

男「ありがとうございます、橙さん」 

藍「なんで男はあんなに遠くにいたんだ?」

男「なんですか、これ羞恥プレイですか!?」

紫「この子悪意はないのよねぇ」

藍「?」

紫「ま、それだけ私達を意識してくれてるってことだから許してあげるわ」

男「なら足元のスキマを解除してくれませんかね!? 動けませんよ!!」

紫「いやよ」

男「そんな!」 

紫「のぼせてきちゃったわ」

男「水風呂でも入ってきたらどうです?」

紫「サウナ大会でもする?」

藍「一人でやってください」

紫「つれないわねぇ。男は?」

男「断ります」

紫「そう」スキマー

男&藍「結局拒否権なしですか!?」

紫「あ、橙には辛いと思うからそこらへんで遊んでて」

橙「じゃあ橙はあそこの滝で修行してます!」

紫「………かわいいわね」 

藍「暑い」

男「同じく」

紫「健康にいいのよ。アンチエイジングってやつよ」

藍「アンチエイジングが必要なのは紫様だけで」

紫「貴方の周辺だけ温度高くしようかしら」

藍「すみませんやめてくださいこげます」

紫「わかればよろしい」

紫「………いまさらだけど男ってけっこういい体してるわよね」

男「いきなりなんですか」

紫「食べちゃおうかしら」

男「美味しくないんで勘弁してください」

紫「冗談よ、冗談」

男「その冗談は心臓に悪い」 

紫「駄目ー、もう限界ー」

男「結局一番最初に紫様がギブアップですか」

紫「見てよこの汗。色っぽいでしょ?」

男「いきなり何の話だ」

紫「とにかく出ましょう。この灼熱地獄から」

男「水風呂入りますか」

藍「やれやれ」 

橙「藍しゃま!」

藍「おぉ橙何をしてたんだ?」

橙「滝で修行して、冷水で体を鍛えてました!」

藍「本来の使用方法とは違うけど、まったく橙は可愛いなぁ!」

男「たまらんなぁ!」

紫「あんたら周りの目は気にならないの?」

藍「格好悪くても橙が愛でれればそれでいいんですよ」

紫「駄目だこいつはやくなんとかしないと」 

男「少しのぼせたかも」

紫「あら、じゃあ上がってたら?」

男「じゃあそうさせてもらいます」

紫「私達はもうちょっと入っていくから」

男「ではまた後で」 

男「ごくっ ごくっ ぷはぁ。やっぱり風呂上りの牛乳は格別だなぁ」

???「ずいぶんと心の底から美味しいと思ってるのね」

男「貴方は?」

さとり「古明地さとり。この温泉のオーナーよ」

男「あぁ、さとりちゃん」

さとり「その名前はやめてちょうだい。あくまでマスコットの名前だから」

さとり「お燐達が買ってに出して、しかもそれが売れるから商品回収の仕様が無いし。それに1日で作って即日販売ってどういう事よ。おかげで心を読む暇もなかったわ」

さとり「あ、愚痴ちゃったわね、ごめんなさい」

男「いえ(この人も大変なんだなぁ)」

さとり「そういう貴方も大変らしいわね」

男「!?」

さとり「私心の声が聞こえるのよ」

男「凄いですね」

さとり「不便よ。他の妖怪からは気味悪がられるし」

さとり「こんな力がなければ私はもっと普通に生きれたのかしらね」 

男「そうですか?(ただの可愛い少女なんだけどな)」

さとり「心の声だだもれよ」

男「しまった!(しまった!)」

さとり「まぁ。そう思ってくれるのならありがたいわ。可愛いだなんてあまり言われなれてないもの」

男「お燐さんがこの前さとり様可愛いって連呼してましたけど」

さとり「………あれは例外よ」



お燐「へーちょ。風邪引いたかなぁ」 

男「それでも色んな人から慕われているからいいじゃないですか」

さとり「人というか動物だけれどね」

男「そういえばお燐さん、猫でしたね」

さとり「もう一人もカラスだし」

男「立ち話もなんですし、牛乳でもいかがです? あ、それとも急がしかったですか?」

さとり「フルーツ牛乳をお願い」

男「フルーツ牛乳一つ」

店員「まいどありー」

男「買って来ました」

さとり「まぁ、見てたから知ってるわ。………素直にありがとうと言えないのが私の悪い癖ね」

男「別にかまいませんよ。それくらい(紫様と比べたら)」

さとり「大変なのね」ごくごく

男「そういえば、なぜ俺に話しかけたんですか?」

さとり「紫が飼っている人間………ごめんなさい。雇っている人間がどんな人なのか気になってね」

男「はははっ たしかに俺飼われちゃってるなぁ」 

さとり「人間にしては結構図太いのね」

男「紫様達といるなら図太くないと駄目ですよ」

さとり「それにしても妖怪を物怖じしない人間なんて珍しいわ。食べられるかもしれないわよ?」

男「人間でも人殺しはいますしね。それに今のところそんな悪い妖怪に出会った事ないですしね」

男「それに今話してるあなただって悪い妖怪には見えませんよ? それに人間も妖怪も似たようなもんじゃないですか」

さとり「あなたは結構異質よ。商売として関わるならまだしも、進んで妖怪と触れ合おうとする。そんなのは聖白蓮くらいよ。博麗の巫女でもそんな事はしない」

さとり「あなたはもしかしたらこの幻想郷の未来を変える位置にいるかも知れないわね」

男「そうですか? 確かに阿求さんの邪推とか無くしたらもうちょっとは歩み寄れるかもしれませんね」

さとり「確かにあれも原因の一つかもしれないわね………」 

さとり「最初からそんな性格だったの?」

男「えっとですね。小さい頃妖怪の山に忍び込んだんですが、遭難しまして。そこで死に掛けてる時に妖怪に助けられまして。そこで少しの間住まわせてもらってたんですよ。だから妖怪も悪い人ばかりじゃないんだなって」

さとり「へぇ、そんなことがあったの」

男「まぁ、肝心の誰だったかは覚えてないんですけどね。紫様と一緒にいたらもしかしたら出会えるかなと」

さとり「あなたの記憶覗いてあげましょうか?」

男「え、そんな事できるんですか?」

さとり「出来るわよ」

男「じゃあお願いします」

さとり「じゃあ失礼して。今から順に記憶をたどっていくから少し時間がかかるかもしれないけど」

さとり「妖怪を基準として探していくわ」

さとり「………あなた。なんで妖怪を怨んでないの?」 

男「だから、昔」

さとり「そうじゃない。なんであなたは妖怪に妹と父を殺されたのに、そんな妖怪を好きでいられるの?」

男「………死んだのは妹と見知らぬ男でした。妹のほうは刃物で死んで。男のほうは原型がないほどに破壊されてました。途中でそれを見つけた人が妹を殺したのは妖怪だって。目玉が三つある妖怪だって」

さとり「………私じゃないわ」

男「………」

さとり「確かに私は目が三つあるけれども」

男「分かってますよ」

さとり「………そんな食べるならまだしも人を殺す妖怪なんてそんなに多くないわ。もしかしたらすぐに見つかるかもしれない」

男「そんな。見つけたって仕方ないじゃないですか。俺にはそいつに復讐できるような力はないですし。殺したって妹は戻ってきません。父親の方は妖怪を片っ端から殺そうとして死んだんですし、しょうがないですよね」

さとり「なんでそんなに諦めれるの?」

男「考えて考えて何も出来ないと解決に至ったからですよ」

さとり「………」

男「さぁ、この話はもうやめにしましょう。早く例の記憶を探してください」

さとり「………わかったわ」 

さとり「………分かったけれどもこれは言わないほうがいいかもしれないわね」

男「え?」

さとり「一つだけ言うとしたら、あなたも会った事のある人よ」

男「そうですか」

さとり「いずれ分かるわ」

紫「男ー」

さとり「紫が上がったみたいだし、私もう行くわね」

男「ありがとうございました」 

紫「ん? 誰かと話してたの?」

男「さとりさんと」

紫「へぇ。あのあんまり表に出ないさとりがね。どういう風の吹き回しかしら」

橙「お饅頭!」

紫「あーはいはい。約束だったわね。男も何か買う?」

男「じゃあ記念にさとりちゃんマスコットキーホルダーでも買いますかね」

橙「あ、橙も筆箱につけるさとりちゃんマスコット欲しいです」

藍「私は温泉卵を食べよう」

紫「それ食堂行くときに食べればいいんじゃないの?」

藍「そうですね。じゃあ適当に買いますか」

紫「えっと幽々子にお饅頭を10個ほど買わないといけないわね」

橙「さとりちゃんボールペンもありますよ」

男「さとりちゃん商品結構ありますね」 

紫「じゃあ温泉饅頭12個、さとりちゃん大福2個 さとりちゃんキーホルダー、さとりちゃんマスコットを貰うわ」

店員「毎度ありー」

紫「買った物はスキマで家に運んでおこうかしらね」

紫「もうすぐ昼ね。食堂に行きましょう」

男「本当色々ありますね」 

ミス「いらっしゃいませー」

紫「あら、ミスティアじゃない。どうしたのこんなところで」

ミス「昼はこちらで働かせてもらってるんですよ」

紫「あなたの能力料理を作る程度の能力にしたほうがいいんじゃないの?」

ミス「それもいいかもしれませんね」

ミス「それで何にしますか?」

紫「何が作れるの?」

ミス「たいていのものなら」

紫「じゃあ私たぬきそば」

藍「じゃあ私狐うどんで」

橙「橙はねこうどんです!」

男「じゃあとろろつきみそばとカツ丼」

紫「卵料理作っていいの?」

ミス「無卵生の卵使ってますから大丈夫ですよ」 

気がついたら今までの東方ss全てにミスティアでてますね

ミス「お待ちどうさま~」

紫「ありがとう」

藍「そういえばたぬきそばのたぬきってテンプラじゃなくてテンカスの事らしいですね」

紫「そうよ」ずるずる

男「そういえば温泉たまご頼まないんですか?」

藍「あ、そういえば。ミスティアー。温泉卵3つ!」

ミス「はい~」 

ミス「ネコうどんですよ」

橙「わーい」

男「そういえばネコうどんってなんなんですか?」

紫「冷やしたうどんに冷たい汁と鰹節かけた奴よ」ずるずる

男「あぁ、ぶっかけうどん見たいなものですか」

橙「美味しいです!」 

ミス「きつねうどんです」

藍「美味しそうです」ずぶずぶ

男「やっぱり油揚げは沈めますよね」

藍「最後の締めだな」

紫「そーっと」

藍「駄目です」ぺしんっ

紫「うどんも食べたいのよ」

藍「じゃあ自分の買えばいいじゃないですか」

紫「いやよ太っちゃうじゃない」

藍「そうですね(笑)」

紫「なんか今笑わなかった?」

藍「いえ」にやっ

紫「今すぐそのふざけたにやけずらをやめなさい。ほほえみ藍」

藍「サーイエッサー」 

男「結局俺のが一番最後ですか。まぁ当たり前ですが」

ミス「とろろ月見うどん、カツ丼、温泉卵おまたせしましたー。」

藍「お、きたきた」

紫「一つちょうだい」

藍「駄目です」

橙「橙も欲しいです……」

藍「3個か!? 美味しいの3個欲しいのか!? 3個、この可愛い子め!!」

橙「そんなにいりませんよぅ」

紫「差別ね」スキマー

藍「ちょっと、まって、やめてください!」

紫「やめてください? やめてください? やめてくださいって? もう遅いのよ! 何もかもッ」

藍「えぇ~!?」 

紫「な~んて、冗談よ」

藍「半分まで沈んだからもう駄目かと思いましたよ」

紫「今日はそういうのはなしだから」

藍「ほっ」

紫「また明日ね」

藍「!?」

男「藍さんをからかうのはそこまでにしないと伸びますよ?」

紫「それもそうね」ずるずる

藍「よ、良かった…」 

紫「さてここからは自由行動でいいわよね」

藍「そうしましょう」

男(じゃあ誰と過ごそうか)

1 紫と
2 藍と
3 橙と

>>354 



紫ルート確定しました

紫「卓球をしましょう」

男「卓球、ですか?」

紫「やっぱり温泉といったら卓球でしょ」

男「まぁ、そうなんですけど、あるんですか」

紫「あるみたいよ」

男(ふと思うんだけど浴衣で卓球したらはだけるよな)

男(まぁいいか)

男「やりますか」

紫「そうこなくっちゃ」 

紫「よし、行くわよ」コンッ

男「よっと」コンッ

紫「スマッシュ!」

男「ぶべぼっ」

紫「よし、早速1点ね」

男「そういうスポーツじゃねぇから!」

紫「違うの?」

男「ぜんぜん、相手に球をぶつける遊びじゃないですから」

紫「だって、テニスみたいなものじゃないの?」

男「テニスも人にボールぶつけるあそびじゃないですから」

紫「え? だって外の世界の漫画に」

男「それはきっとテニスじゃないです」

男「はぁ。まずルールを教えます」 

男「って感じですね」

紫「結構面倒なスポーツなのね」

男「これくらいで面倒って、ルールがもっと面倒なスポーツなんてたくさんありますよ」

紫「カバディとか?」

男「確かにそうですがなんでここでカバディがでた」

紫「よし、じゃあやろうかしらね」

男「はい」

紫「いくわよ」コンッ

男「そうです、そんな感じです」

紫「スキマスマッシュ」

男「!?」コンッ

紫「今のを返してくるとはね」ごくりっ

男「ストップストップ」 

男「能力も駄目です」

紫「えぇ~」

男「それだったら俺が圧倒的に不利になるじゃないですか」

紫「あなた、卓球が上手な程度の能力でしょ?」

男「そんな能力いらん!」

紫「分かったわよ、じゃあ行くわね」コンッ

男「やっとまともな卓球になった…」

紫「ルールを覚えればざっとこんな物よ」

男「たしかに飲み込みは早いですけどね。そもそも人間が妖怪に卓球で勝てるものなんですかね」

紫「こういうのは動体視力とかもいるけど、結果技術が物を言うし、勝てるんじゃないの?」

男「やばいくらいスピンがかかってる球を打ちながら言われても」

紫「あぁそれ。なんだか調整が出来ないのよね」

男「………」 

紫「それっ」

男(紫様の浴衣からちらちら胸元が見えるから集中しづらいんだよな…)

紫「どうしたの男、最初よりも勢いが落ちてるわよ」

男(目のやり場に困る)

紫「これで、決まりよっ」

男(あ、紫様の浴衣がはだけた)

紫「やったー、これで私のリードって、一体どこみて………!?」

紫「………見たわね」

男「不可抗力ですって!!」

紫「問答無用!!」

男「理不尽だーっ」

紫との思い出『紫と卓球と浴衣ハプニング』を手に入れた
紫の思い出が5個集まったので紫ルートに入った 

紫「さて、帰ろうかしらね」

藍「そうですねー」つやつや

紫「なんだかツヤツヤしてない?」

藍「マッサージを受けてきました」

紫「そういえば橙は?」

藍「あっちのゲームコーナーで遊んでましたよ」

紫「ちぇーん」

橙「あ、紫しゃま!」じゃらじゃら

紫「………ここって玉換金できたかしら」

男「いや、橙さんがパチンコやってる事にまず疑問を持ちましょうよっ」

橙「赤いと青い羽根のお姉ちゃんが楽しいよって言ってたのでやってます!」じゃらじゃら

紫「なんでいるのかしらあいつ」

藍「どこにでもいますよね。そういえば玉は換金こそできませんが商品と交換はできるらしいですよ」

紫「そうね、そうしましょう」

男「橙さんの玉なんですが」 

橙「橙はかまいませんよ」

紫「橙もこういってることだし遠慮なく使わせてもらいましょ」

男「ええ子や………」ほろり

正体不明の店員「いらっしゃいませー」

紫「何があるの?」

正体「ここの一覧をみてください」

紫「いろいろあるのね………。あらこれいいじゃない」

男「ストラップですか?」

紫「中になんだか綺麗な宝石があるわね」

男「綺麗な赤ですね」

紫「え? 青じゃない?」

藍「私には紫に見えますが」

橙「橙は黄色です」

紫「面白い宝石ね、これにしましょう」

正体「ありがとうございましたー」 



紫「あぁ、そういえば」

正体「なんでしょう」

紫「あなた何人かいたら正体バレバレよ。鵺」

鵺「気づかれちゃったね」

紫「あなたも暇なのね」

鵺「布教するにも生きるにもお金は必要なのよ」

紫「あなたのところあの虎いるじゃない」

鵺「また宝塔なくして、またふっかけられた」

紫「………ご愁傷様」

鵺「じゃあ、暇があったらまた寄ってね」

紫「気が向いたらね」

紫「あ、そういえば正体不明の宝石作るなんてなかなかしゃれた事するじゃない」

鵺「ぬえー。私もそう思うわ」 

鵺「また新商品だすから見るといいよ」ぬえーん

紫「じゃ、家族を待たせてるから」

鵺「ありがとうございましたー」



藍「じゃあ帰りましょうか」

紫「そうね」

橙「楽しかったです」

紫「また来ましょう。皆でね」

藍「今度は幽々子さん達も誘いましょうね」

紫「それもいいわね」スキマー 

紫「起きなさい男、朝よ」

男「………へ?」

紫「なに鳩がフランス料理フルコースお値段なんと2万円喰らったような顔してんのよ」

男「いや、紫様が起こしに来たので………」

紫「何? 私が起こしに来たらおかしいのかしら?」

男「いや、いきなりだったんで」

紫「それにしても寝顔はあどけないわねぇ」

男「なに観察してるんですか!」

紫「さぁ、早く起きて朝ごはんを作るのよ」

男「その前に着替えたいんで、外出てください」

紫「だが、断る」

男「なんでだ!」

紫「着替えっ。覗かずにはいられないっ!!」

男「変態だ!!」 

紫「冗談はさておき、早く着替えてね」スキマー

男「………」

男「スキマ消してください」

紫「そこに気づくとはやはり天才………」

男「枕シュート」

紫「痛いっ。痛いわよ!」

男「ていっても軽めに投げ込んだだけですけどね」

紫「男のまくらくんかくんかすーはーすーはー」

男「おいやめろ」

紫「冗談よ、さっさと着替えなさい」

男「はぁ………」 

藍「紫様のセクハラがひどい?」

男「最近色んなことしてきますね」

藍「あの人も暇なんだな」

藍「まぁ、私からできることは何も無いな」

男「ですよねー」

藍「まぁ、いずれ飽きるだろう。それまでの辛抱だ」

男「………はぁ」

藍「それまではまぁ、厄神様にでも憑かれたと思って」

男「結構致命的ですね」

藍「おっと、味噌汁が沸騰しそうになってるぞ」

男「おっと危ないところだった」

藍「さて、私はお皿を運んでおこう」

男「お願いします」 

紫「さぁ、食べるわよ」チャンチャン

男「お茶碗箸で叩くのやめてください」

紫「刻みたいこのビート、震えるのよハート」

男「なに意味不明なこと言ってるんですか」

紫「ぶーぶー」

男「まだ橙のほうが行儀いいですよ」

紫「橙はいい子だもんねー」

橙「照れますよー」

男「紫様もいい子になってくださいよ」

紫「いい子だなんてそんなつまらない生き方したくないわよ!!」

橙「えぇ!?」 

藍「はいはい。そこらへんにしてもって来ましたよ」

紫「わーい」

藍「はいはい、落ち着いてくださいな」

紫「藍、ふりかけは?」

藍「各種取り揃えております」

紫「パーフェクトよ藍」

藍「感謝の極み」

橙「のりたまくださいな」

紫「のりたまがあればご飯5杯は食べれるわ!!」

藍「うちのエンゲル係数上げる気ですか」 

紫「デザートは?」

藍「あるわけないじゃないですか」

紫「えーないのー?」うるうる

藍「はいはい。では人里行って何か買ってきますので」

紫「わーい」

藍「あ、そうだ男も付いてきてくれ」

男「あ、はい」

紫「いってらっしゃーい」スキマー 

藍「………紫様の様子が変だ」

男「ですよね」

藍「以前まで悪戯は確かにしていたが、今朝の紫様はまるで童子か三月精のようだ」

男「なんでですか?」

藍「分からない。風邪でも引いたのか?」

男「紫様が?」

藍「引くはずないよなぁ」

男「あ、デザート買ってきます」

藍「あぁ」 

がらがらー

兄「まだ準備中って男か」

男「デザートくれ」

兄「いきなりだな」

男「雇い主がデザート食べたいって」

兄「それはまた………。今は大福とかくらいしか用意してないがいいか?」

男「サンキュー兄貴!」

ガラガラ

兄「………金は?」 

藍「ん、さて帰るか」

男「どうやって帰るんです?」

藍「飛んで帰る。高いが気にするな」がしっ

男「え?」

藍「飛ぶぞ」ビュン

男「落ちる落ちる落ちる!!」

藍「そう暴れたほうが落ちるぞ」

男「………」

藍「そう死んだまねをされてもなぁ………」

男「速い。イヌワシよりずっとはやーい」

藍「もっとスピード上げれるぞ」ビュン

男「いやぁああああぁああああ!!」 

男「うぇっぷ………。酔った」

藍「大丈夫か?」

男「なんか久しぶりに酔ったなぁ」

紫「おかえりー」

藍「豆大福買って来ましたよ」

男(あ、金渡してねぇ。ま、いっか)

紫「わーい」もぐもぐ

藍「紫様はしたないですよ」もぐもぐ

男「せめて居間で食べましょうよ」 

紫「豆大福よー」

橙「わーい」もぐもぐ

藍「これ美味しいな」

紫「熱いお茶が欲しいわ」

男「はいはい、いれてきますよ」

藍「私の分も頼んだ」 

橙「にゃああああああ!?」

男「橙さん!? どうしました!?」

橙「藍しゃまと紫しゃまが………っ」

紫「」ちーん

藍「」ちーん

男「え?」

橙「なんかいきなり苦しみはじめてばたーんって倒れたんです!」

男「………橙さん。自首、、しましょう」

橙「橙はやってないですよ!!」

男「冗談はさておき」

橙「こんなときに冗談言わないでくださいようっ」

男「確認したところ脈拍は正常でしたし、息も普通です。まるで寝てるみたいに。とりあえず二人を寝かしましょう」

橙「じゃあ紫しゃまと藍しゃまは」

男「死んでるわけじゃないですね」

橙「よかったです………」 

男「これでよし、っと」

橙「大丈夫でしょうか」

男「命に別状はなさそうですけどね」

橙「何かの病気でしょうか」

男「妖怪にも眠り病ってあるんですかね」

橙「そういえば眠った人は男の人のキスで目が覚めるって慧音先生が!」

男「こっちをキラキラした目で見ないでくださいな。あれ嘘ですから」

橙「そうなんですか?」

男「たしか本当の話は違った気が………。まぁそれは置いておいて、向こうで起きるのを待ってましょう」

橙「分かりました………」 

紫「ふわぁ。よくねた~」

藍「わたしはまだねむいです」

男「あ、二人とも起きたみたいですね」

橙「藍しゃまー!」

藍「あ、橙」

橙「にゃああぁああ!?」

男「どうかしたんですか、橙さんって。えぇえぇえええええぇ!?」

紫「?」ちまーん

藍「?」ちまーん

男「藍さんと紫様が縮んでる………」

橙「どうしたんでしょう!? 藍しゃま、紫しゃま大丈夫ですか!? 永遠亭に行きましょう!」

紫「わたしおちゅうしゃ、きらい」

藍「おいしゃさん、こわい」

男「………子供になってる」 

ゆかり「わーい」てとてと

らん「まってー」ぽてぽて

橙「あぁ、紫しゃま達、部屋のなかでそんなに暴れないでください!」

男「永遠亭に行くには紫様がスキマ使えないんで一回白玉楼を通っていかないといけないんですよねぇ」

橙「それでも結構時間かかりますね」

ゆかり「どこいくの?」

橙「それは行ってのお楽しみですよ」

らん「えー、ひみつなのー?」

男「さて行きましょうか」

らん「いえー」

ゆかり「れっつごー!」 

妖夢「あ、男さんと………えっと」ごしごし

男「目の錯覚じゃないですよ」

妖夢「なんだか紫さんと藍さんに似た子供がいるのですが」

男「紫様と藍さんです」

妖夢「どういう事です?」

橙「かくがくしかじか」

妖夢「まるまるうまうまなのですね。それはまた奇怪な」

橙「こんな事になったのは初めてです」

妖夢「門番なのでここを離れる事は出来ませんが、頑張ってください」

橙「はい」

ゆかり「ばいばい、おねーちゃん」

らん「ばいばーい」

妖夢「はい、それでは」 

ゆかり「おとこー、つかれたー」

らん「わたしもー」

男「はいはい、背中にどうぞ」

ゆかり「わーい!」

橙「藍しゃまはこっちにどうぞ」

らん「ありがとー」

男「永遠亭まであとどれくらいでしょうか」

橙「あと2時間程度ですかね」

男「まだそんなに………」

橙「そうだ、歌を歌いましょう」

ゆかり「うた?」

橙「はい」 

橙「崩れおーちる、砂の楼閣」

ゆかり「とけてきえるはつちのくーに」

らん「やみがおーりるひーがしのそーらあかくそまーたー!」

男「あ、やっと竹林見えましたよ」

橙「あ、こんにちわー紅妹さん」

紅妹「ん? スキマのところの猫じゃないか。竹林に何かようか?」

橙「永遠亭に行きたくて、道案内お願いします」

紅妹「いいが、そっちの人間が病気なのか?」

男「いえ、こっちの二人が」

ゆかり「えーい」ばしばし

らん「いたいです!」

紅妹「………見た感じ元気そうなんだが」

橙「この二人、紫しゃまと藍しゃまです」

紅妹「なるほど、一大事だな。わかったついて来い」

橙「ありがとうございます」 

鈴仙「あ、紅妹さん。ご苦労様です。そちらは?」

紅妹「スキマのところの猫と人間だ」

男「どうも」

鈴仙「今日はどんな御用ですか?」

橙「紫しゃまと藍しゃまを見てもらいたいのです」

鈴仙「紫さん達? どこにいらっしゃるんです?」

男「あれです」

ゆかり「おねーちゃんうさぎさん?」

らん「うさぎさんだ!」

鈴仙「え?」

紅妹「気持ちはわかるがどうやら事実らしい」

鈴仙「あー、えっと、はい、師匠呼んできます」たったった 

永琳「あら、ずいぶんと可愛らしい姿になっちゃったのね」

ゆかり「男ー、この人だれー?」

男「お医者様ですよ」

らん「おいしゃさんきらい………」

永琳「あらあら、嫌われちゃったわね。飴食べる?」

らん「うん………」

永琳「いい子いい子」なでなで

ゆかり「おばさんわたしもー」

永琳「はいどうぞ。あと私はおばさんじゃなくてお姉さんよ」

ゆかり「ありがとーおばさん!」

永琳「だからお姉さんだって………。まぁ子供のいうことだから気にしないでおきましょう。あ、この症状なんだけど詳しく検査してみないとわからないわね。ひとまず今日はうちに泊まりなさい。患者用の寝室もあるから」

男「私たちもいいんですか?」

永琳「かまわないわ。用事があったらそこにいる私の弟子に言って頂戴」

鈴仙「御用承ります!」

男「よろしくおねがいします」 

永琳「じゃあお姉さんについてきてもらえるかしら?」

ゆかり「えー」

橙「ついていかないとめー、ですよ」

ゆかり「わかったー」

らん「いたいことしない?」

永琳「しないしない。ちょっと向こうで調べるだけだから」

男「それじゃあよろしくおねがいします」

永琳「1時間程度で休憩にするから、それまで待ってて」

鈴仙「それでは男さん達は私についてきてください」

橙「お世話になります」 

鈴仙「ではここの部屋を使ってください」

男「いいんですか? こんな広い部屋」

鈴仙「部屋はいつも余ってますから」

男「それじゃあ遠慮なく」

鈴仙「それでは失礼します」

橙「紫しゃま達大丈夫でしょうか」おろおろ

男「原因が分かりませんからね… たちの悪い病気じゃないといいんですけど」

橙「まだですかね。まだですかね」

男「まだ10分も経ってないですよ。心配するのはいいですが、心配しすぎて橙さんが倒れないでくださいよ」

橙「あうぅ」

男「紫様の事ですからどうせすぐにけろっとした顔で戻ってきますよ」

橙「そうですよね……… そうですよね!」

男「はい、きっとそうです」 

永琳「おまたせ」

男「紫様達は?」

永琳「疲れて眠ってるわ」

男「それで。なんで子供になったんでしょうか」

永琳「どうやら妖力が不安定になったからそれに合わせて姿も子供になったみたいよ。なんでそうなったのかは分からないけど」

男「それじゃあ妖力が元に戻れば元に戻るんですね?」

永琳「断定はできないけどおそらくそうでしょう」

橙「よ、よかった」

永琳「大妖怪が力を失ったって知れると、それを襲いにくる妖怪が山ほどいるでしょうから、元に戻るまで永遠亭にいること。分かったわね」

男「それじゃあ永遠亭に迷惑が…」

永琳「医者なんて患者に迷惑かけられてなんぼの商売だから気にしなくて良いのよ」

鈴仙「それに、そこらへんの妖怪だったら私一人で十分ですしね」

永琳「じゃ、まかせたわよ」

永琳「了解です!」 

すいません永琳「了解です!」は鈴仙「了解です!」です

鈴仙「ご飯ですよ」

男「あ、ありがとうございます」

鈴仙「ついてきてくださいね。一応廊下も外ですから気を付けてください」

雑魚「………」ちーん

男「おぉ、死屍累々………」

ゆかり「おねーちゃんつよいの?」

鈴仙「師匠ほどではないですけどね」

雑魚「油断したな、月の兎!!」

鈴仙「ビーム」びびびびびび

雑魚「ぐわぁあああぁああああ」

雑魚「………」こんがり

鈴仙「さ、行きましょうか」 

てゐ「疲れた………」

鈴仙「お疲れ、てゐ」

てゐ「なんであたし達が雑魚を落とし穴に埋めてこなきゃいけないのさ………」

鈴仙「人参ジュース作ってあげるから」

てゐ「二杯で手を打つよ」

鈴仙「はいはい」

てゐ「ん? でこれがあの大妖怪ねぇ」

ゆかり「?」

てゐ「可愛いもんだねぇ」なでなで

ゆかり「えへへー。あなたもかわいいよ?」

てゐ「知ってるよ。さてあたしゃご飯食べてもう一働きしてこようかね」

鈴仙「あ、私も手伝うよ」

てゐ「鈴仙が手伝うと、即死トラップの山が出来るじゃないか。せいぜい動けなくなる程度のトラップでいいのさ」

鈴仙「そう?」

てゐ「可愛い顔して恐ろしいねぇ」 

鈴仙「姫様は来ないんですか?」

永琳「ギルドがあるとかなんかで部屋にこもってるわ」

鈴仙「ほへぇ。姫様は多忙ですねぇ」

てゐ「なんか違う気がするうさ」

鈴仙「あ、みなさんもささ、座ってください」

男「あ、どうも」

らん「ごちそうだ」

ゆかり「おっきなおさかなだよ」

橙「こんなごちそういいんですか?」

永琳「いいのよいいのよ。良く人里から貰うから。腐らせるのも勿体無いし」

ゆかり「いただきます!」

男「ダメですよ、紫様」

永琳「あぁ。待たせちゃったわね。いただきます」

皆「いただきます」 

らん「もぐもぐもぐもぐ」

ゆかり「もぐもぐもぐ」

らん「おかわり!」

ゆかり「わたしも!」

鈴仙「了解です! 男さんもいかがです?」

男「まだ食べ終わってませんよ」

鈴仙「そうですか!」

永琳「いつもより人が多いのがうれしいのはわかるけど少し落ち着きなさいな」

てゐ「鈴仙はさびしいと死ぬのさ」

男「鈴仙さんって飲み会の時もうちょっとおちついてませんでしたっけ」

鈴仙「こんなに大人数で夕飯を囲むのは初めてなので」

男「なるほど」

永琳「よかったらまたみんなで食べに来てね」

橙「紫様が元に戻ったらまた来ます」

永琳「あぁ、遠いものね」 

皆「ごちそうさま」

てゐ「さてあたしゃいってくるかね」

鈴仙「いってらっしゃい」

鈴仙「もう夜ですし、一応部屋には結界を張っておきますね。なので部屋から出たいときは私を呼んでくださいね」

永琳「私は、もうちょっと原因を調べるとするわ」

橙「ありがとうございます」

永琳「いいわよ。個人的に興味があるし。若返りは蓬莱の薬じゃできないからね」

男「蓬莱の薬?」

永琳「気にしないで。さて頑張るかしらね」

鈴仙「さ、みなさんはついてきてください」

ゆかり「おふろは?」

鈴仙「見張りが二人いるので、てゐが帰ってきてからですね」

ゆかり「わかったー」 

ゆかり「ふわぁ」

らん「ねむい………」

橙「お風呂入るまで我慢しましょうね」

らん「うん………」

ゆかり「わたしはもうねる………」

男「ダメですよ、紫様」

ゆかり「すぴーすぴー」

男「ってもう寝た。じゃあお風呂になったら起こしますか」

橙「そうしましょうか。らんしゃま、寝てもいいですよ」

らん「うん………」 

鈴仙「お風呂ですよ」

てゐ「果てしなくつかれた………」

鈴仙「てゐは男さんと一緒に見張っててね」

てゐ「ひどい仕打ちうさ」

鈴仙「みなさんは私と一緒にお風呂に入りましょう」

橙「ほら、紫しゃま、藍しゃま。起きてください」

ゆかり「う、う~ん」

らん「ふわぁ」

鈴仙「さぁ、レッツゴー」

てゐ「男はあたしと一緒にお風呂の見張り。ていってもすることは何もないけど」

男「分かりました」 

男「そういえばお風呂といえば、地霊温泉郷に行ったんですよね」

てゐ「あたしも慰安旅行としていきたいねぇ」

男「そういえばてゐさんは従者会議に出ないんですか?」

てゐ「あたしはあんまり騒がしいのは好きじゃないんでね。酒を飲むなら一人が良いのさ」

男「へぇ」

てゐ「地上の兎は図太いのさ」

ゆかり「わー」

橙「紫様、走らないで! 体拭かせてください!!」

鈴仙「藍さんは私の所に来てくださいね」

藍「はーい」

てゐ「上がったみたいだね」

男「てゐさん先にどうぞ」

てゐ「あたしゃまだいいよ、それとも一緒に入るかい?」

男「ぶっ」

てゐ「冗談うさ」 

男「さっぱりしたー」

鈴仙「牛乳です」

男「ありがとうございます。てゐさんは?」

鈴仙「男さんが着替えてる間に入っていきましたよ。段ボールで」

男「!?」

鈴仙「なんかカメラ持ってましたよ」

男「!? ちょっ、てゐさん!?」

だっだっだ がらっ

てゐ「!? 何いきなり入ってきてるのさ! 兎符「因幡の素兎」!!」

男「ぐあぁあああああ!!」 

鈴仙「ここが病院でよかったですねぇ。少ししみますよ」

男「いたたたたた」

鈴仙「いきなり男さんが風呂場に走っていくから、どうしたのかと思いましたよ」

男「てゐさんがカメラ持って風呂場に入っていったので」

てゐ「証拠がないうさ」

鈴仙「あんまりイタズラをするなら師匠と神奈子さんに言いますよ」

てゐ「それは勘弁してほしいよ」

男「そういえばなんで写真を撮ろうとしたんですか?」

てゐ「天狗に売って小遣いを稼ごうとね」

鈴仙「ギルティーです」

てゐ「永琳はともかく、神奈子には止めて欲しいよ」

男「まぁ。もういいですよ」

てゐ「ありがたいね」 

男「さて、寝ましょうか」

ゆかり「うん。男一緒に寝よー」

男(まぁ、子供ですしいいか)「いいですよ」

ゆかり「わーい」

らん「お姉ちゃん、私も………」

橙「はい、いいですよ」

藍「わーい!」

男「じゃあ電気消しますよ?」

橙「はい」 

男「みんな、寝たみたいだな。さすがに今日は月は見れないよな」

コンコン

男「はい?」

鈴仙「鈴仙です。開けてください」

男「はい、わかり………(あれ、鈴仙さんなら自分で開けれるんじゃなかったっけ)」

男「失礼ですが、本当に鈴仙さん?」

鈴仙「そうですよ? だから早く開けてくださいな」ガタガタ

男「自分で開ければいいんじゃないです?」

鈴仙「今ちょっと、両手がふさがってまして」ガタガタ

男(両手がふさがってるのに扉を揺すってる?)

男「鈴仙さん、ちょっと待っててくださいね」

男(結界が張ってあるのは屋敷の中。てことは家の中なら、通り抜けられるんだよな。鈴仙さんを呼びに行ってこようか)

鈴仙「早く開けてくださいよー」がたがた

男(って、考えてる暇はないか。もしかしたら力づくで結界を破られるかもしれないし) 

ガラガラ

鈴仙?「あちゃー 逃げられたかぁ じゃあ、まず兎にチクられる前にあの人間から処分していこうかね」



男(今気づいたけど、鈴仙さん達がいるところに行くには絶対廊下を通らなきゃならないじゃないか。あいつが気づいてないといいけど………)

男(ここから外か)

がらがら

だっだっだ

鈴仙「あれ? 男さんどうしたんですか」

男「あ! れいせんさっ―――」

パンッ

鈴仙?「人間のくせにあれ避けるんだ。ま、この音を聞いてウザったい兎が駆けつけてくるだろうから、手早く終わらせるよ」

バキッ

男「っ………」

男(折れた、いや、折れたなんてもんじゃない完全に足の骨が砕けた) 

男(それでも)だっだっだ

鈴仙?「その足で走るかぁ。でもそこにいられると邪魔だからどいてもらえないかな。中に入れない」

男「どかねぇよ。どくわけねぇだろ」

鈴仙?「なんで?」

男「好きな女がいるからだよ。好きな人が守れないで、男できるかっ!」

鈴仙?「なにそのセリフ、寒いったらありゃしない」

男「俺より強い人を守れるチャンスが来たなら。そりゃあ頑張らせていただきますよねぇ!!」

鈴仙?「死んでも?」

男「だって俺にはそれくらいしかできないからな。それしかできないならするしかないだろ」

鈴仙?「そう、じゃあ死ねよ。騎士気取り」

ガッ

男「………かはっ」

鈴仙?「一応半殺し、いや7割殺しくらいにしといてあげたよ」

男「へぇ………そりゃ、ありがたい………。げほっげほっ」 

鈴仙?「一応最後の忠告、どけ。あぁここまで譲歩するなんて俺はどんだけ優しいんだって話だよな。友愛の心だな」

男「じゃあ殺せば、いいだろ。ほらぐずぐずしてると、鈴仙さんが、くるぞ。お前、死ぬぞ」

鈴仙?「あ、そ。ここまで譲歩したのにな。死ねよ、人間風情」

???「いや、死ぬのはあなたよ、妖怪風情」

鈴仙?「!?」

紫「いやぁ、やっぱりヒーローにはピンチって奴が必要よね。遅れてやってきて。ダイナミックな大逆転。そしてネバーエンディングストーリ―。てことであんたがさっさと死になさい」

鈴仙?「八雲………紫」

紫「ハロハロ。みんなのアイドル紫ちゃんよ。で、どうするの死ぬの? くたばるの?」

鈴仙?「いや、逃げさせてもらうっ」だっだっだ

紫「んな訳ないじゃない。あなたに死んでもらわないとエンディングがながれないし」

紫「そもそも人の家族を殺しかけといて、自分は死にそうになったら逃げる? ふざけるんじゃないわよ。そんな下種。美しく残酷にこの世界から往ねっ!!」

鈴仙?「あ? こんなにこの屋敷って広かったか? なんで、なんで俺はさっきから動けてないんだよ!」

紫「だから逃がさないっていってるじゃない。まぁ。安心しなさい」

紫「今私は最高に機嫌が悪い」 

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